なおしま
どうもナオシマです
今回は最近イヤホン業界を騒がせているAVIOTの「TE-D01t」をレビューしていく。

VGP2021でワイヤレス大賞を受賞している凄いイヤホンなんよ
- イヤホン単体で最大18時間再生ができる
- ゲーム好きに嬉しい低遅延モード搭載
- マイルドに効くノイズキャンセリング搭載
- 約1万円というコスパの良さ
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AVIOTとは?

AVIOTは日本のAV機器メーカーだ。
近年アジアの新興メーカーが多いなか国産にこだわり、廉価でありながら高い品質が伝わる音づくり、IoTをもっと身近で簡単に使えるイヤホン作りを目指している。
「神は細部に宿る」をモットーに細部まで作り込まれた商品を提供し、ユーザーに深い喜びと感動を与え続けているブランド。
よくアーティストともコラボしており、凛として時雨のピエール中野モデルが特に有名だ。
通称ピヤホンと呼ばれ、オーディオ界隈を賑わせている。
AVIOT TE-D01tの特徴
AVIOT TE-D01tの特徴はなんといっても、世界最長クラスの連続再生時間だ。
その再生時間はなんと18時間!
AVIOT独自の省電力技術により、小型軽量かつ世界最長クラスの再生時間を実現したという。
またチャージングケースと併せると最大60時間の再生が可能になる。
イヤホン単体で18時間持つのだから、もうケースさえ持ち運ぶ必要がないかもしれない。

意外と重要なのが通話のときの再生時間だ。
通話はバッテリーの消費が激しいため、他のイヤホンだと4時間程度しかもたないものも多い。
そうなるとZOOMで長時間会議したときに、別のイヤホンに付け替えたり、片方だけ充電しながら使うなど工夫が必要になる。
その点TE-D01tは通話でも最大9時間使えるから、通話が途切れなくていい。
バッテリー容量の多さが特徴となるとちょっと推しが弱いかなと思ったが、これは何気に重要なポイントだと思った。
製品仕様
AVIOT TE-D01tのスペックは下記だ。
ドライバー | 10㎜ダイナミック |
最大入力 | 5V/450mA |
通話用内蔵マイク | 高感度MEMSマイク×3(片側) |
バッテリー容量 | イヤホン片耳85mAh ケース600mAh |
最大通話時間 | 最大9時間 |
最大連続再生時間 | 最大18時間 ※ANCモードおよび外音取込モードを使用した場合には、再生時間が2〜3割短くなります。 |
イヤホン本体 充電時間 | 1〜2時間 ※15分充電で3時間再生 |
充電ポート | USB Type C |
防水規格 | IPX4 |
Bluetooth version | 5.2 |
マルチペアリング | 8 |
対応コーデック | AAC,SBC |
対応プロファイル | A2DP,HFP,HSP,AVRCP |
スペック表以外の特徴としては、Qi充電対応、低遅延モード搭載、ノイズキャンセリング搭載、外音取り込みモード搭載があげられる。

これで税込み10890円はコスパ最強やな
AVIOT TE-D01tの外観・デザイン

外箱はいたってシンプル。
裏面にはTE-D01tの特徴が書かれている。
実際のイヤホンとケースのデザインはというと、全体的に「普通」という感じ。

ケース前面には充電確認ができるインジケーターランプとAVIOTのロゴが配置されている。

背面にはUSB Type Cの端子がついていて端子のカバーはない。
イヤホン本体とケースの一部が光沢感のある素材になっていて、最近のデザインでいうとちょっと珍しい気がする。

イヤーピースもよくあるゴムっぽい素材で3種類付属している。

カラーはレッド、ネイビー、ブラック、ホワイトの4種類。
ちなみに私が選んだのはブラックだ。
AVIOT TE-D01tのつけ心地

AVIOT TE-D01tのつけ心地だが、ナオシマ的にはベストなつけ心地だった。
耳あたりがソフトで長時間つけても痛くならない。
慣れないと痛くなるイヤホンも多いからこれはありがたい。

これはもう「耳」と一体化した感じがする
AVIOT TE-D01tの音質

AVIOT TE-D01tの音質は値段なりと言えば値段なりな感じがする。
フラットで解像感が高く分離感もあるが、ズンズン音が前に出てくる感じではない。
普段4万円くらいするイヤホンとか、お高めな据え置き機で聴いてるようなドンシャリ好きとしては少し物足りなさも感じる。

ただ専用アプリでイコライザーをいじってみたら音の傾向はある程度変わる。

ただやっぱズンズンくる感じは出せない
音が悪いとかノイズがすごいみたいなマイナス要因はないが、音質優先というよりはコスパと利便性を優先しているイヤホンという印象だ。
ノイズキャンセリングの強さはどうか

気になるノイズキャンセリングの強さだが、スペック上は最大-50dbとなっている。
実際に色々なシーンで聴いてみたが、-50dbという強そうな先行イメージがあったせいか、割とマイルドなノイズキャンセリングの効き具合という印象。
そもそもノイズキャンセリングは低音から高音まで、どの帯域を抑えるかというパラメータがあるが、少なくとも全部の帯域で-50dbになってるような感じはしなかった。


人の声とかカラス、動物系の声にはあんま効かせてないぽいわ
電車とかコンビニの空調みたいなゴーッっという低めの部分は結構低減されているみたい。
総合的に見て、最近のノイズキャンセリングイヤホンの中では比較的マイルドで、音楽をかけていたら車や空調くらいは完全にかき消すことができるレベル感だ。

まぁ日常の範囲内で使うぶんには快適やな
AVIOT専用のアプリがある

先ほどもちらっと紹介したが、AVIOTには専用アプリが用意されている。
アプリのデザインが秀逸でニューモフィズムという最近のトレンドデザインを採用している。

リアルな陰で立体を表現しててオシャレやね
アプリには色々な機能が搭載されている。
風雑音抑制モード

まずは風雑音抑制モードだ。
これは風が強い日にボーボー鳴るのを抑えてくれるという機能。
このモードの効果は抜群で風の嫌な音はしっかり消えてくれる。
その代わり他の車の音などが聞こえてくるようになるので注意したい。
ちなみに風雑音抑制モードとノイズキャンセリングモードはどちらか一方しか選べないシステムになっている。

風に加えて車の音なんかもうるさかったら普通にノイキャンモードでええかな
外音取り込みモード

外音取り込みモードは、声や他の音もすごく自然に取りこんでくれていると思う。
このモードにしたときはサーっというホワイトノイズが流れているのだが、仕組み的には音全体にバフをかけて取り込んでいるのかなと思った。
低遅延モード

遅延に関してはYouTubeなら問題なしといったところ。
というかYouTubeは補正してくれているみたいで遅延が起こることは基本ないらしい。
検証のために音ゲーの王道「太鼓の達人」をやってみた。
これに関しては完全に遅延しててプレイにも支障がでるレベル。

指を離し切った後に打鍵音が聞こえてきてかなり気持ち悪いな

低遅延モードに切り替えると、有線イヤホンほどではないにせよ明らかに改善はされた。
ただこれでも多少の遅延は残っているのでアプリで調整すると良いと思う。
シューティングゲームなら気にならないが、太鼓の達人は手の動きと音が噛み合った時の気持ちよさが半減されている。
メトロノームアプリで録音検証もしてみた

一応今回は録音検証もしてみた。
こちらは動画がわかりやすいので下記を視聴してほしい。
AVIOT TE-D01tの気になる点

AVIOT TE-D01tを使っていて唯一気になったところは、イヤホンの取り出しにくさだ。
露出してる部分が浅いのか磁力が強いのか分からないが、少しでも指がヌルヌルしてるとなかなか取り出せなくて辛い。

特に手汗が多いナオシマ的には辛いところやね
取り出すコツとしては、まず引っ張る前にひねって、磁力がケースからはがれるのを確認してから引っ張りだすこと。
これで多少は取り出しやすくなると思う。
まとめ

本記事は、AVIOTのノイズキャンセリングイヤホン「TE-D01t」のレビュー記事です。
値段考えるとありえないくらい性能がいいと感じた。
約1万円で18時間連続再生、ノイズキャンセリング機能、防水機能、低遅延モードはすごいの一言。
みんなも是非試してみてほしい。

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