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【音質重視】音に全振りした完全ワイヤレスイヤホン「SHURE AONIC FREE」をレビュー

SHURE AONIC FREEの本体

なおしま
なおしま

散財は人生や、どうもなおしまです

今回はマイクや音響機器で有名な「SHURE」から、初の一体型完全ワイヤレスイヤホン「SHURE AONIC FREE」が出たのでレビューしていく。

お知らせ

本記事はメーカーに製品提供いただき、作成しています。

動画で見る

動画でもレビューしているので是非チェックしてみてほしい。

SHURE AONIC FREEってどんなイヤホン?

ワイヤレスイヤホン界は戦国時代。

次から次へとどんどん新製品が発売される。

そんな中発売された「SHURE AONIC FREE」はまさに「音に全振りしたイヤホン」といえる。

必要最低限の便利機能が揃いながらも、遮音性が高く音質を求める人に最適なイヤホンとなっている。

公式サイトの動画も特徴がわかりやすく紹介されている。

なおしま
なおしま

次はスペックを紹介していくで

SHURE AONIC FREEのスペック

  • 6mmダイナミックドライバー搭載
  • 対応コーデックAptX、SBC、AAC
  • イヤホン単体で連続再生7時間ケース込みで21間再生が可能
  • 90分で満充電できて15分の充電で約1時間再生可能
  • 防水はなし(?)

スペックだけ見るとあまりパッとしないのが正直なところ。

ちなみに価格は税込25,960円で、個人的にはよくこの価格帯のワイヤレスイヤホン使っている。

なおしま
なおしま

もしかしてこれ、あれじゃね…?

なおしま
なおしま

コレは完全に音で勝負しにきてますわ…

SHURE AONIC FREEの外観とデザイン

存在感のある大きめケース

まずはケースの外観だが、今まで使ってきたワイヤレスイヤホンの中で一番デカイ!

手で握ってみるとこんな感じ。

一瞬こっちの手が小さくなったのかと言わんばかりのサイズ感だ。

最近のワイヤレスイヤホンは小さく軽量であるのが主流だが、私のようにワイヤレスイヤホンをポケットに入れて洗濯してしまう人にとっては逆に助かる。

なおしま
なおしま

そんぐらいの存在感や。

ただこの大きさがゆえに重そうに見えるかもしれないが、重量は85gと一般的な小型のワイヤレスイヤホンと変わらないくらい軽い。

なのでケースは見た目とのギャップが大きく感じた。

表面のデザインはマット仕上げで指紋がつかないようになってる。

フタの部分には同色の光沢仕上げでロゴが入っていて主張がおとなしめで好印象。

底面にはUSB-Cが搭載されている。

ちなみにSHURE AONIC FREEはQi充電には対応してない。

なおしま
なおしま

Qi充電対応してない…やと……

ただ、よく考えると「それを超える音質さえあればいい」という結論に至った。

イヤホン本体は無骨で高級感がある

ケースを開くと現れるのはコレまたビッグサイズのイヤホン本体だ。

カラーはグラファイトグレイで質感はメタリックな印象。

光沢とマットの中間のイメージで高級感がある。

一番気になるのはこの形状だろう。

これにもちゃんと理由があって、分離している大きいほうに音がよくなるアンプを搭載してるかららしい。

なおしま
なおしま

音質を向上させるためにわざとイヤホンを大きく作ってたわけや。

例えると、通常は小型化させるためにお弁当みたいに一つの場所にギュウギュウに詰めてるところ、本製品は2段弁当にして音質専用の段を作っているイメージ。

ちなみに耳に入るほうに関してはイヤーモニターと同じ構造になっていて、SEやAONICと同じものを採用しているという。

今までSHUREのイヤホン使っていた人は、イヤーピースも自分に合ったものが使えるという点は素晴らしい。

ちなみに付属しているイヤーピースはComply製のものが3サイズ付属してる。

同梱品
  • イヤホン本体
  • コンプライ社製フォームイヤパッド(S/M/L)
  • プレミアム充電ケース
  • USB-C充電ケーブル

指で押しつぶすと簡単に潰れて、耳穴の形状に合わせて膨らんでフィットするタイプ。

有線イヤホン界隈では有名なイヤーピースで遮音性に優れているのが特徴だ。

ヘリコプターに乗ってる人も使ってるイヤーピースらしく、まさしく最高レベルの遮音性である。

なおしま
なおしま

ガチガチの遮音性で草

SHURE AONIC FREEの操作性

操作は外側の筐体についてる物理ボタンで行うことができる。

タッチ式に比べて耳への圧迫感やタッチノイズを減らす為に縦に押し込むボタン構造を採用していてこだわりを感じる。

なおしま
なおしま

音への細かな配慮がすごいな。

個人的にタッチノイズはあまり気にしたことはないが、タッチ操作より物理ボタンのほうがちゃんと押してる感じがしていい。

そして縦に押すのも、横にボタン配置されてるより押しやすくていいなと思った。

SHURE AONIC FREEの装着感

次はSHURE AONIC FREEの装着感について。

実際に装着してみると圧倒的な存在感が漂う。

Comply製のイヤーチップが耳穴の奥までしっかりフィットして、揺らしても耳穴でガッチリホールドしてくれる。

本体外側に手が当たらない限りは普通に生活していても落とすことはなさそうだ。

ちなみに本製品にノイズキャンセリング機能は搭載されていない。

というのもノイズキャンセリングが無くても遮音性に優れているからだと思う。

実際ジムに行って使用してみた感想としては、わずかに店内のBGMが聞こえるかどうかのレベルでほぼ無音に近い。

なおしま
なおしま

流石ヘリコプターイヤーピースや。

たしかにこれはノイズキャンセリングがなくても遮音性が高いと感じた。

これでノイズキャンセリング搭載だったら無の境地に達するレベルだと思う。

SHUREと言えば「SHUREがけ」が有名だが、今回はワイヤレスイヤホンということで耳に入れるだけでストレスなく装着できる。

長時間付けていても耳が痛くなる感じもせず良好な付け心地だ。

ざっと紹介してきたが、 最近のワイヤレスイヤホンよりも独自路線を走っているように感じる。

なおしま
なおしま

それを超える音質さえあればそれでええねん

SHURE AONIC FREEの音質

次はイヤホンに一番大切な音質について検証してみた。

まずイコライザーなしの状態で聴いてみた印象としては、音が丸くてフラットな感じがした。

長時間聴いてても聴き疲れしない音というと伝わりやすいだろうか。

さすがイヤーモニターを作っているSHUREだけあって原音に忠実な音作りだと感じた。

ためしに「millennium parade」の「U」を聴くと、フラットではあるが若干低音に迫力がある感じ。

個人的に気になる部分としては音の分離が少し物足りないと思った。

イコライザーなしだとあくまでフラットなので、音楽を聴くという用途では好みが分かれてくる感じがする。

なおしま
なおしま

だからイコライザーは必須やな。

専用アプリで好みの音質に調整できる

SHURE AONIC FREEは専用アプリによって好みの音質に調整することができる。

ShurePlus PLAY

ShurePlus PLAY

Shure無料posted withアプリーチ

このイコライザーは自由度が高く、好みの音質に近づけやすい。

SHUREオススメのカスタマイズ方法は、好みのプリセットを基本にして変化させるのがよい。

例えばメリハリをつけたい場合は

プリセットからラウドネスを基本にして選択する
低域を増やしたい時は1番左を100hz以下のところを上げる
高域を増やしたい時は1番右を7000hzより上のところを上げる
ボーカルは1〜3kの間で上下させる

上記をもとにプリセットをいじってみた。

こんな感じにしてみた

イコライザーなしの時からそもそもクリアな音質なので、味付け次第で誰もが満足できるようになっている。

フラットに鳴っていた部分もしっかり存在感を感じることができる。

SHURE AONIC FREEの外音取り込みについて

SHURE AONIC FREEの外音取り込みに関しては、人の声が自然でクリアに聴こえる。

ただ自分の声は若干詰まったように聞こえる気がする。

恐らくイヤーピースを耳穴の奥に突っ込んでるからだと思うが、特に不便になるような事はないからいい。

SHURE AONIC FREEの機能について

SHURE AONIC FREEの機能に関しては基本TW2と使い勝手は同じだ。

左右に1回押し、2回押し、3回押しで合計6個機能を割り振ることができる。

割り振れる機能一覧
  • 再生停止
  • イコライザー
  • 外音取り込み
  • 次の曲
  • 前の曲

ちなみに音量コントロールはボタンを一回押してその後長押しすることでできる。

ただこれだと細かい音量設定が難しいのでスマホから音量調節したほうがいいように思った。

あとはポーズプラスという機能がある。

音楽を一時停止すると外音取り込みモードに自動で切り替えてくれるという機能だが、これは本当に便利!

一時停止してるときは、基本外音を聴きたいときなのでかなり使っている。

SHURE AONIC FREEのマイク音質

SHURE AONIC FREEのマイク音質はこんな感じ。

SHURE AONIC FREEのマイク音質 (動画の途中から再生されます)

ホワイトノイズはあるものの、クリアでキレイな音質だと思う。

SHURE AONIC FREEのまとめ

本記事は、完全ワイヤレスイヤホン「SHURE AONIC FREE」をレビューした記事です。

一言でいうと「音に全振りした完全ワイヤレスイヤホン」だ。

例えるならミニマリストのように、最低限の機能で質の高い音を求める人に向いているイヤホンだと思った。

家電屋さんで見つけたら是非視聴してみてほしい。

なおしま
なおしま

ほな散財は人生やで

なおしま
なおしま

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